お世話になっております
お世話になっております。yukinoiseです。
なんやかんやOLになって早4年目、「お」といえば「おはようございます」「お疲れ様です」そして「お世話になっております」がやっと板についてきた今日この頃。でも挨拶なんて本当は全部「ヤーマン!」で済ませたい。だけどそうにもいかないのが社会人の常、「言葉には気を付けなさい。いつか行動になるから」ってマザーテレサも言ってた。頭を下げたりBPMを上げたりしながらいろんな言葉を覚えて生きるって、楽しい!~CANMAKE TOKYO~
そんでもって、なんやかんや今年の秋でライターとしてのキャリアもありがたいことに2年を迎えられそう。とはいえ自分は専業でもないフリーライター、何か面白い機会があったり依頼をいただいたりすれば不定期ながらもデジタルに筆を執るレベルの若輩者だけど、沢山の支えがあってなんとかここまで来れました。最近あんま書けてないけど。
書けてないのそう、ちょっと今年は体調を崩したり鬱だったりで、ライター人生初のスランプ・なんもわからん期に突入。最近はやっと少しずつ安定したけど、文章を書く気が1ミリも起きないわなに読んでもなんも分からないわ音楽も聴きたくないわのヤダヤダ鬱期はマジでつらかった。だけど自分には書くしかなかったというか、鬱という出口の見えない暗いトンネルをもがき進むにはやはり言葉の力が必要っぽかったので、このたびニュースレターというかたちで自分のかけらを拾い集めて、このトンネルを抜け出す進路を探してみることにしました。noteもやってたけど今年に入ってから運営トラブルが顕著なゆえ、あっちのアカウントは消さずともこれからはsubstackという新天地で頑張ってみます。
yukinoiseとして記事では書かないパーソナルな日常の出来事、SNSの短絡的な垂れ流しポストよりもうちょっと普段頭でぐるぐる考えているようなこと、きれいな花を道端で見つけた瞬間のようなノリでなんてことないときめきをラフに発信していくので、よければぜひ登録してみてください。
substackを知ったわけ
名前は知ってるけど通ってないアーティスト、観ようと思ってるものの手を出せてない名作映画みたいなノリで、存在はなんとなく聞いたことあったサービスのひとつだったsubstack。サービス展開がまだ英語版しかないから手を出すにも気後れしてたけど、社会の先輩であり友人であるさのかずやさんがニュースレターを始めたことをきっかけに、ついに自分もsubstackデビュー。従来のメルマガのように有益なTipsやブロガーの超啓示的なことを発信しなくても、カジュアルに文章をまとめて発信していいんだなと気づけた、ありがてー。
さのさんとはいつから知り合いなんだろうと思いやりとりを遡ること時は2018年。どうやらさのさん・長谷川白紙・yukinoiseという謎メンツで新宿の思い出横丁にて「全てを許し人生を楽しむ会」をしていたらしい、あの頃はいったい何に苦しんでいたんだろう。
こうやって振り返ると今抱えている苦しみは「喉元過ぎれば熱さを忘れる」じゃないけど、数年後にはよく思い出せないけど笑い飛ばせるレベルになってるのかもしれない。この先も大変なこと沢山あるだろうけど、将来死ぬときは全てを許し人生を楽しんだな!って思えたらベスト。自分の葬式は絶対盛大なパーティーにするからみんな長生きしてね、あいつの葬式楽しかったな~ってバチバチの走馬灯を見せるから。
北海道に逃げた
ニュースレターを始めるきっかけとなったさのさんと再会したのは先月、北海道に行ったときのこと。鬱から思考を物理的に逃避行したかったのと、ワーケーションで札幌滞在中の友人に会うため突発的に旅へ。2年ぶりの飛行機は超弾丸の国内旅行とはいえ、都会と思考のしがらみから脱出した高揚揚感と安堵感は死ぬほど気持ちよかった。コロナ禍はまだまだ続いてるから慎重に行動すべきだけど、苦しくなったときは物理的にでも一時的にでもいいから脱出を味わったほうが健康にいい。病は気からだし病のせいで気も狂う、身も心も突破口を見つけない限りどこにも行けない。
ほぼ初めての北海道、海は広いし寿司ネタは大きいし空気は綺麗で大感動、なにより知らない街に足を踏み入れる楽しさたるや。地球をガンガン歩いていきたい一心で観光も特にせず、小樽でふらっと立ち寄った海辺のジャズ喫茶で浅川マキの本を読んだり、雑誌・i-Dの元編集・wakoさんが運営している札幌のコミュニティスペース・ieでさのさんや友人と談話したりで帰りのフライトギリギリまでぬるっと遊びつくした。
苦しみをただシャットアウトして逃げ続けるんじゃなく、向き合うためにいったん距離を置いたり心を開いて対話を重ねたりすることが、苦しみから本当に脱出できる術だってことに気づけたプチ旅行。これからは全てを許し人生を楽しみたいから、いまこうして苦しみを抱えている自分のことを認めるところからまず始めていきたい。でも認めたり許したりするのって余裕がないとできないから難しい、余裕をちょっとずつ作るためにも自分を大切にしながら日々を見つめていくのみ…。
Discover Weekly
ジム・ジャームッシュ監督の『パターソン』をやっと視聴。
アダム・ドライバーがバスのドライバー役で個人的にややウケ、人びとの暮らし、犬、詩、何の変哲もかけがえのない日常が愛おしい作品でしかない。
途中、アイカツ!の1期ED「カレンダーガール」の歌詞を思い出しながら感慨にふけってた。
何てコトない毎日が かけがえないの
オトナはそう言うけれど
いまいちピンとこないよ
カレンダーめくって今日も
わたしらしくアレ前向きに
視界良好 おはようみんな
はたして自分はオトナになれたのだろうか?